恋愛心理研究所 愛と恋愛の心理学

恋人の恋人――彼女の唇が旦那に触れる瞬間、私は指を動かした

ポリモラス関係で誰かの愛が宿った体に新しい手が重なる刹那、私たちは本当は誰を求めていたのか。禁忌と欲望の境界を滑る18禁心理探求。

ポリモラス多角関係禁忌と欲望他人の体嫉妬と興奮心理探求
恋人の恋人――彼女の唇が旦那に触れる瞬間、私は指を動かした

「今、私が触っているのは誰?」

ミンジの声がベッドの上に落ちる。午前二時、彼女の夫ジェウはリビングで眠ったまま、静かだ。私たちは相変わらず互いの胸の上に手を置いたまま、息を殺す。

私が今撫でているのはミンジ?それとも毎晩ジェウが撫でるミンジ?


唇が触れる前に私が感じたもの

実は彼女を初めて見たのはジェウのSNSだった。彼は妻のうなじに顔を埋める写真を投稿していた。私はその写真を縮小・拡大しながら首の曲線をたどり、指がスマホを伝って滑った。

私の触れない肌を、誰かは毎日キスしている。

それが始まりだった。許されない体への渇望は、許された体への欲望より激しかった。


彼女の体に誰かの手形がくっきり残る夜

私たち三人は同じ寝室に横たわった。ジェウがミンジの左側、私が右側。ジェウが先に眠った隙に、彼女は私の手の甲に小指だけをかけた。

  • ミンジ「あなたは今、私をジェウだと思って触っているの?」
  • 私「あなたは今、私をジェウだと思って反応しているの?」

短い沈黙。彼女は言った。

「どちらでもない。あなたはあなた、私は私。」

それで今、あなたは誰の胸を掴んでいるの?

私はその問いの代わりに指をそっと動かした。ジェウの手形がありそうな場所の上に、私の手が新しい指紋を刻み始めた。


第二の事件:ソウルのモーテル、エアコンの音だけがうるさい夜明け

「ここは私たち二人だけのリビングなの。」

ヘジンがカードキーをドアに差しながら言った。彼女はポリモラスカップルの「三番目」だった。ベッドサイドのテーブルには今朝、彼女の彼氏が作ってくれた弁当が置いてある。

ヘジンは弁当の蓋を開けた。海苔巻きを一口頬張り、噛みながら言った。

「これは私じゃなくて、あなたのためだったらいいのに。」

  • 私「じゃあ、君も僕のために用意したわけじゃなくて、君の彼氏が僕のためにくれた弁当なんだ。」

彼女は置かれた海苔巻きの上に手を乗せた。

今触っているのは海苔巻き?それとも彼氏の手が触ったプラスチック容器?

ヘジンがゆっくりと手を伸ばし、私の腿をなぞった。

「ここは私たち二人だけの場所。それでも私の手は今朝、彼に触られた手なの。」

欲望の輪をぎゅっと締めた。私たちは互いの体に他人の体温を重ねたかった。誰かの愛が流れた部位に新しい愛を刻みたかった。


禁忌はなぜこれほど甘いのか

心理学者は『許容領域(the permitted zone)』という言葉を使う。多角関係の中で、私たちは誰とどこまでが『許容』なのかを絶えず交渉する。

しかし実際に興奮する瞬間は交渉の外にある。

ジェウの知らないふりでミンジのうなじを舐める瞬間。 ヘジンの彼氏がくれた桃を私がかじる瞬間。

禁忌は境界を越える行為ではなく、境界の上を滑る行為だ。誰かの手形の上に私の手形を重ねること。その刹那の重なりが私たちを絶頂へと追いやる。

さあ、あなたもちょっと思い出してみて。恋人が誰かと抱擁している写真一枚。その抱擁が終わった後に残りそうな体温。

あなたはその体温を拭い去りたい?それとももっと深く押し込みたい?


誰の名前を呼ぶべきかわからない夜明け

ジェウはまだ知らないでいてほしい。ミンジもヘジンも知らないうちに、私たちはまた別の重なりを作っていく。

指先で確かめる他人の体、口の中で確かめる他人の愛。

「あなたは今、誰を欲しているの?」 「いや、あなたは誰の許されない部位を欲しているの?」

この問いに、あなたはすらりと答えられる?それとも舌の先に触れる体温の主を、まだ見分けられないのか。


眠る前の最後の問い

あなたは恋人の恋人を思い浮かべながら、誰と眠ったの?

そして今この瞬間、あなたの指先に残る体温はいったい誰のもの?

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